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Kuehn Style Part2

クラシックのコンサート、ネットラジオなどの感想と、子供たちの成長日記

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ORTFメンバーとフランセのピアノ〜EMI(仏) LES RARISSIMES DU

LES RARISSIMES DUシリーズの第2弾です。

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木管アンサンブル、特にフランスモノが好きな人にはたまらないと思われる1枚。収録曲は一番下に書いてあるとおりですが、なんと言ってもびっくりするのがプーランクの6重奏曲のピアノパートがあのジャン=フランセだと言うこと。素晴らしい音色感とリズム感でアンサンブルをリードしてます。

素晴らしいのはフランセのピアノだけでなく、ORTF(フランス国立放送響、後のフランス国立管)のメンバー達、ルイ・ロ使いのフルート名手デュフレーヌ、オーボワのゲーテリュック、バソンのプレッシェ、そしてクラリネットのクリケノワ(Cliquenois)、各自が皆素晴らしい。自分達の音楽を演奏しているという自信と確信が伝わってきます。この時代のフランス人しか持っていない繊細で色彩豊かな音色感は古いモノラル録音を通しても十二分に伝わってきます。

特にクラリネットは抜群のテクニック、それを全く厭味とせず音楽的に納得のいくものに仕立て上げていくのには目を見張ります。モーツァルトのカッサシオンのポルカとプレストには唖然としてしまいました。

ちなみに有名なフランセの五重奏は、このCDでコール(フランス式ホルン)を吹いているクルティナの委託でORTFのメンバーのために書かれた作品です。そのクルティナも柔らかい非常に音楽的な音が印象的です。この曲をこれくらい余裕を持って吹いてみたいものです。

参考:忘れざるルシアン・テーヴェ 掲示板
310, 284, 279辺り。このサイトのフランス音楽に関する情報量は凄い! 続きを読む

コダーイの無伴奏〜タチャーナ・ヴァシリエヴァ



ここのところオルガン音楽の紹介が続いていたのですが、今日は現代よりの1枚。タチャーナ・ヴァシリエヴァという女流チェリストの無伴奏作品集です。1977年生まれの彼女は、2001年の第7回ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール優勝者で卓越したテクニックは当時より注目されていたとのこと。

コダーイをはじめとする、近現代の無伴奏チェロ作品を取り上げておりますが、すごい集中力でぐいぐい聴く人を虜にするキケンな香りを漂わせるその演奏は、若くしてすでに伝説となりうる凄まじいものです。有名なシュタルケルの演奏がオンマイク気味でいまいち気に食わなかった私にとって、この演奏はコダーイの無伴奏で一躍NO.1に躍り出ました。

その他の曲も全く知らない曲ばかりにもかかわらず、一気に聴けました。このCDで初めて知りましたが、全く凄いチェリストが現れたものです。今後も要チェックですね。

ちなみにamazonではなぜか取り扱いがないですが、Towerでいまなら2200円くらいで購入可能です。 続きを読む

オルガン音楽とスピーカー

前々回書いたとおり、すっかりオルガンという楽器の魅力に取り付かれてしまった私であるが、ついついCDショップに行っては余計な買い物をしてしまいます。先日最近購入したCDリストを書いたばかりであるが、また買ってしまいました。



噂のジャン・ギユーが演奏するオルガンのCD、それも3枚組で1500円!新宿のタワーにもディスクユニオンにも無く、渋谷のタワーに1枚だけひっそりとあったこのCD。中身は既存の数枚のCDの寄せ集めらしい。

1枚目
The Great Organ of Saint-Eustache, Paris

例のサントゥシュタット教会のオルガンを使った演奏。どうやらこの教会のオルガンはほかと違うらしいことがわかってきた。このオルガンはフルオーケストラに匹敵する、いや上回る多彩な表現力を持つのに対し、他のオルガンは極論するとそこらの電子オルガンに聴こえる(もちろん曲によっても要求される音色は変わるので一概にどちらがよいという話ではないが)。

前回もチラッと書きましたが、この教会のオルガンの音を再生しようとすると、結構よさげなミニコンポについてくるようなスピーカーでも全く低音が追いつかず、ましてCDラジカセのようなものではお話にならないです。

我が家では寝室ではONKYOのD-200という一世を風靡した?小型スピーカー、リビングではKEFという英国のメーカのQ7というスピーカーを使っていますが、リビングでは全く別な音楽に聴こえます。再生芸術って装置しだいなのでとても難しく、はまる人ははまるんだろうなと思ったしだいであります。

私はどっちにしても生にはかないっこないので追い求めても無駄だと思ってはいるのですが、アンプくらい変えてみようかな>また怒られそうだ。。。

3枚目
ジョンゲン 協奏交響曲/サン=サーンス オルガン付

いわゆるサンサーンスのオルガン付きであるが、他のどのオルガニストとも違うストップの使い方といい、2楽章の重低音といい、史上最速と思われる4楽章のテンポといい、最後のクレッシェンドというか音色の変化というか、どれも最高です。なお、ジョンゲンの協奏交響曲もなかなか面白い曲で、もっと取り上げられてもよい曲だと思いました。

それにしても日本のコンサートホールのオルガンっていまいちな気がするのは私だけ?

Saint-Eustache教会のオルガン

永らく更新できず申し訳ありませんでした。

さて先日休暇を取得し、パリまで行ってきたのですが、そこで世界でも最も巨大なオルガンのひとつと言われるSaint-Eustache(サンテュシュタット)教会のオルガンを聴いてきました。

カトリックでもキリスト教徒ですら無い我々、教会の後ろのオルガンコンソール傍でひっそりと参加するつもりでしたが、そこにはとんでもないオルガニストがいたのでした。最初、メシアンのキリストの昇天という曲の最初の主題で曲を始めたと思ったら、あれよあれよという間に即興演奏を繰り広げて、今にも最後の審判が下ろうかという凄まじい轟音が鳴り響き、空気が振動し体が揺さぶられまさに放心状態な私。終いには聖歌隊に囲まれてしまい、さらには神父さんから施しを受ける始末。。。

カトリックの教会、オルガンという仕掛け、まさに神を感じさせてくれます。よくできた宗教だと全く持って関心というか感動してしまいます。

その問題のオルガニストの名前は、Jean Guillou(ジャン・ギユー)。現在のオルガン界の超カリスマスーパーヴィルティオーゾということが帰国後判明。

今日、1ヶ月ぶりにまっとうな時間に仕事からリリースされたのでDiskUNIONで彼のCDを探したところありました。

HMVで購入

フランクのオルガン曲ですが、有名なバッハのオルガン曲と比べ、なんと言うか非常に直接的に感覚に語りかける気がします。これは内臓で感じる音楽です。ただしある程度低音再生能力のあるスピーカーがないと、あのとんでもない生の感じは出ないかもしれません。

ヨハネパウロ2世が亡くなった日にフランクのオルガン音楽を聴き、異教徒ながら冥福を祈った今日の夜でした。アーメン

愛の夢&ラ・カンパネラ〜未発表リスト名演集 ボレット

ボレット(ピアノ)
amazon.co.jpで購入

最近、フジ子ヘミングで「ラ・カンパネラ」をはじめとするリストの曲がメジャー化しているが(私はフジ子ヘミングは未聴)、元祖リスト弾きといえばこの人。リストの孫弟子にあたり、その美音はマイセンの陶磁器のようである。

このアルバムは、愛の夢などの有名小品からタンホイザー序曲といった変り種まで入っており、どの曲も澄んだ音、繊細かつ内に情熱を秘めた素晴らしい演奏だが、特に最後のタンホイザー序曲の圧倒的な超絶技巧には唖然とする。この人の演奏を集めてみよう、と久々に思わせられた1枚。 続きを読む
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