FC2ブログ

Kuehn Style Part2

クラシックのコンサート、ネットラジオなどの感想と、子供たちの成長日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

のだめカンタービレ

のだめカンタービレ

以前より耳にしたことはあったが読んだ事のなかった大ヒットクラシック漫画「のだめカンタービレ」を所属するFオケのKムトモに借りて読んでみました。最初こそさほど面白いとも思いませんでしたが、巻を重ねるごとに面白くなっていき、5巻くらいからすっかりはまってしまいました。

ちまたではクラシック漫画にしては描写力があるとか、凄い取材力とか、いろいろ言われていますが、単なるギャグマンガとして十分出来が良いと思います。主人公(野田恵。略してのだめ)が天才ピアノ汚ギャル!というのからイカしてると思われ(最近は綺麗になったみたいだが。ちなみにもうひとりの主役がへたれ天才指揮者)。

ちなみにこの漫画、音楽シーンの描写がなかなか上手で、おもわず描かれている曲のCDを引っ張り出して聴いてしまう、そんな感じではまってしまいました。コミック自体の評論は私の専門外なのでこれくらいにしておきますが、ここではのだめカンタービレで使用されている曲のCDを紹介してみましょう。

<1巻>
ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」(ベートーヴェン)
千秋、のだめ二人の主人公出会いの曲。当ブログで紹介済み、天才ホロヴィッツの演奏で聴き返した。

ちなみにこの漫画からうけるのだめの印象は、同じ天才でも音色の魔術師ホロヴィッツというよりは、表現個性派ヴィルティオーゾ(技巧派)という感じなので、個人的にはファジル・サイ(この人も作曲するし)、もしくはあまり細かいことには頓着しない天才という点でアルゲリッチ(この人もかなり天然入っている女性らしいし)、フランソワ(アル中親父だし)という感じなのです。

amazon.co.jpでのファジルサイの検索結果

amazon.co.jpでのアルゲリッチの検索結果
<3巻>
交響曲第3番変ホ長調「英雄」(ベートーヴェン)
千秋公開演奏デビュー。すでに当ブログで紹介済みのカラヤンの壮絶なライブをどうぞ。ちなみに千秋ですが、天才的な即興表現というより、楽譜に忠実な表現を意識していると思われるので、トスカニーニ、カラヤンの系譜であることは間違いないでしょう。

なお、漫画中、峰がやろうとした「魅せる」演奏ですが、私はナイジェルケネディというヴァイオリニストを連想しました。この人のヴィヴァルディの四季のDVDはなかなか面白いです。

amazon.co.jpでのナイジェルケネディの検索結果

<5巻>
ラプソディ・イン・ブルー(ガーシュウィン)
のだめ、マングース着ぐるみ+ピアニカでソロを受け持つ!現実問題そんなことが出来るかはともかくオモロイ!当ブログで紹介済みの小澤&マーカス=ロバーツの演奏はオケストラはベルリンフィル、ピアノパートはアドリブ入りまくりなので意外に近い演奏かも。

なお、この曲、一般的なオーケストラ編成のほかに、初演時のビックバンド編成の楽譜があるらしいのですが、絵を見るとどうやらビックバンド編成のように見えます(同じメロディーなのにぜんぜん響きが違います)。ビックバンド編成の演奏だと、ティルソントーマス指揮でピアノがガーシュイン(ただしピアノロールからの復刻)という演奏がお勧めです。

ビックバンド編成のラプソディインブルーのCD

ピアノ協奏曲第2番ハ短調(ラフマニノフ)
千秋の才能を世に知らしめた曲。このマンガの前半のクライマックスのひとつ。この巻は音が「見える」!リリシズム漂う自作自演(ただし録音は古い)か、千秋と競演するエロ大指揮者シュトレーゼマンが好きそうなくねくね系キーシンで。

自作自演のCD。写真はラフマニノフ本人

交響曲第6番「悲愴」(チャイコフスキー)
千秋と父の思い出の曲。当ブログで紹介済み、ロシアの大指揮者ムラヴィンスキーの鬼気迫る熱演で。ちなみにこの漫画で言うところのチャイコフスキーの秘密とは、チャイコフスキーホモで自殺説を指していると思われます。

次回へ続く
関連記事
スポンサーサイト

コメント

おー読みましたか。
私は2巻どまり。まだはまれてないです。。。
最近本屋に「クラシック入門」的な本が増えましたね。のだめのおかげで。そのうち「のだめセレクションCD」もどっかからでそうな気が・・・。

  • 2005/02/26(土) 01:04:11 |
  • URL |
  • akko #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

のだめカンタービレ曲名あてクイズ

PING:
BLOG NAME
私がよく見ている、というか実際仕事上もかなり参考にしているジュラシックページという、仙台のアマチュアフルート奏者のウェブサイトがあります。
ここに、前にここでも紹介したのだめカンタービレについての記事が出ていました。
クラシックを題材にする漫画では、

  • 2005/02/26(土) 01:06:20 |
  • URL |
  • #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://sira2.blog.fc2.com/tb.php/474-8c504893
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。