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Kuehn Style Part2

クラシックのコンサート、ネットラジオなどの感想と、子供たちの成長日記

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【聴き比べ】シューマン:4本のホルンのためのコンチェルトシュトゥック

昨日の都響があまりにもアレだったのと、今日は子供の看護で休暇を取ったので、子供が寝ている暇を見てちょこちょこ所有音源を聴いてました。

1.アバド指揮シカゴ交響楽団(ホルン:クレヴェンジャー、オールドバーグ、ハウエル、シュヴェイカート)



まず聴いたのが全盛期のクレヴェンジャー率いるシカゴのホルンセクションの演奏。笠松さんも「ソリスト集めるより同じオケのセクションのほうが良い」とプログラムに書いてましたが、この演奏はまさに絶品!シカゴのホルンセクションの太くて、時には柔らかく、時には強い音が最高です。4本が吹くときの和音はこの演奏が一番心地よく感じますね。この演奏をNo.1に挙げる人も多いですよね。ちなみにこのディスク、ハーセスのハイドン、クレヴェンジャーのモーツァルトとブリテン、ジェイコブスのRVW、スティルのモーツァルトなどの貴重な音源も入っており、最後にボレロで締める私のお気に入り盤でもあります。

2.バレンボイム指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(ホルン:ドール、クレヴェンジャー、ガルシア、シュレッケンベルガー)



次はベルリンフィルに入って5年目のドールとクレヴェンジャーの共演というある意味ソリスト集団の演奏。とにかくドールが強烈!コンチェルトシュトゥックを聴いてスカッと爽快な気分になるのはこの演奏をおいて他はない。一時期この演奏ばかり聴いていたし、今もMP3プレーヤーに入ってたりする。何気ないクレヴェンジャーのフォローも素敵。一緒に入ってるワルキューレの騎行は5-8番ホルンをシュトゥックメンバーが吹いておりこちらも強烈。ちなみにDVDで演奏中の姿が見れることもポイント。ドールはヤマハのトリプルを使ってる、なんてことも分かります。

3.クルツ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(ホルン:ダム、ピエツォンカ、パンサ、フリーメル)



今度はドレスデンのホルンセクションによる演奏。どこまでもダムの上品な歌と音色が支配する、先のドールの演奏とは対極の演奏。ホルンを始めてすぐに買った演奏の一つで、高校生くらいの頃はこればかり聴いていた。私の中のこの曲の原点。4人が4人とも同じワイマールのホルンの音なのが驚く。バズィングを管で拡大して音になると思っていると絶対出ない音色。その他の曲も、たとえば1曲目のウェーバーを聴くとホルンとはこんなに表現力があり、美しい楽器なんだとこの楽器に対する概念が覆されること請け合い。

4.ヴィシュニエフスキ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア(ホルン:アメリカンホルンカルテット)



私が買った時は違うレーベルでフルプライスだったがいつの間にかNAXOSになっている。ホルン界では有名なアメリカンホルンカルテットの演奏。彼ららしく切れ味鋭い演奏。これも買って損はしない演奏だが、ある意味一番普通かも。

5.テンシュテット指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(ホルン:ザイフェルト、ハウプトマン、クリアー、コーレル)



現在廃盤のこの演奏、やはり全盛期のザイフェルトとハウプトマン率いるベルリンフィルのホルンセクションによる演奏。ザイフェルトのテクニックと音色の幅には唖然とするしかない。快速テンポなのですが全くブレず、一気に突き進みます。もはや聴けない全盛期のベルリンフィルのホルンセクションの音そのままです。この演奏をNO.1とする人も多いですよね。

6.ウィンナ・ホルンズ(ホルンアンサンブル伴奏版)



これまた凄い演奏。伴奏がホルン8本によるアンサンブル盤。ソロの4人はウィンなホルンを使っている模様(伴奏のトップはダブル臭い音色)。ホルンをやっている人には特にお勧め!

7.ティーレマン指揮フィルハーモニア管弦楽団(ホルン:私のCDでは名無し。ナイジェル・ブラック、ローレンス・ロジャース、ロバート・マスケル、ピート・ブレークらしい)



可哀想にソロ奏者たちのクレジットがないCD。私も最初この記事をアップした時にこの演奏について触れるのを忘れていたのですがorz。いかにも英国、パックスマンの音がします。パックスマンの音、私は好きなんで良く聴いていました。ロンドンホルンサウンズ好きな人は聴いといて損はないでしょう。ナイジェル・ブラック最高デス。ところで併録のマンフレッドと交響曲2番はかなり臭い演奏。デビュー当時のティーレマン、私はあまり好きではないですね・・・

8.マゼール指揮ニューヨークフィルハーモニック(ホルン:フィリップ・マイヤーズ、エリック・ラルスケ、R.アレン・スパンジャー、ハワード・ウォール)

ネットラジオ音源。この演奏会は凄かった。リンク先に感想を書いてますが、ニューヨークフィルのホルンセクションの底力をまざまざと見せつけられた。CDにすれば爆発的に売れること間違いないのに。。。

9.マズア指揮フランス国立管弦楽団(ホルン:Vincent Léonard, David Guerrier, Philippe Gallien, Jocelyn Willem)

これまたネットラジオ音源。今までの演奏と違い人間が吹いている感じがする(要はミスや怖い所が分かるということ)。それでも、昨日と違い尻上がりに調子を上げ、最後は吹きまくってる。やはり鳴らしてくれないと全く面白くないですよね、この曲。

sDSCN1723.jpg木馬のおもちゃで遊ぶヒロキ。前後に激しく漕ぐこともできるんです。
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