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Kuehn Style Part2

クラシックのコンサート、ネットラジオなどの感想と、子供たちの成長日記

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マーラー:交響曲第9番(ハーディング指揮新日本フィルハーモニー 2012年1月21日)

ハーディングのマーラーの9番に行ってきました。ちなみにすみだトリフォニーホールはとても家から近くDoor to Doorで15分もあれば着くので本当は新日フィルはもっと聴いてても良いのですが、どうにもアルミンクのイメージが悪く、足が遠のいてました。

ハーディングと新日フィルの組み合わせはこれで2回目。1回目は幻想交響曲を中心としたプログラムでもの凄く良かったと思ってます。ちなみにハーディング自体は3回目。初めてハーディングに接したのはアン・デア・ウィーン劇場でのコシ・ファン・トゥッテ。これは歌手も含め絶品!!いまだに私の中で最高のモーツァルト体験です。と言うわけで今回も楽しみにしてました。

とは言え、ハーディングのマーラーというのはちょっと想像がつきません。4番と7番はマーラー室内管とスウェーデン放送響の演奏で聴いたことがあり、どちらかと言えば4番は室内楽的なちょっと温い演奏、7番も緻密な演奏だがラストのハ長調ではっちゃけてる演奏、と言う印象。同じマーラーでも曲想が全く違うので参考にはなりませんが、たぶん9番も緻密で室内楽的アプローチで来るんだろうな、と予想してました。が、私にとってマーラーの9番は「バーンスタインの足音という音符がある(笑)」バージョンで刷り込まれており、全く持って違うアプローチの演奏を受け入れられるか、不安でした。実際パーヴォ・ヤルヴィとhr響は良い演奏と認めたうえで、認める余裕があるというか、そんな感じでした。

さて、本日ですが、やはり室内楽的アプローチ。水彩画のようなスコアが透けて見えるマーラーでした。これはすみだトリフォニーの解像度の高い音響の影響もあると思います。サントリーホールやオペラシティだったら印象が違ったかもしれません。そしてバーンスタイン的な脂っこさはありませんでしたが、非常に充実した演奏だったと思います。

アタッカで入った特に4楽章は良かったです。最後のデミニュエンドがこれほどまでに無との境目がなくなるとは!

全体を見るとヴィオラのトップが殊勲。なんで立たせないのか不思議でした。あとはホルン。調子はいまいちで特に1楽章はヴィブラートで発音と音程をごまかしてましたが、1楽章のコーダを乗り切ってからは調子を上げ、非常に音楽的なソロを吹いていたと思います。新日のホルンはアシをつけるのをほとんど見たことないですが、安心のためアシを置いとけばもっとよくなったような気もしますがいかがなものなんでしょうかね?それにしても井手さんはスラーが絶品ですね。そして、一時の不調を完全に脱したトロンボーン。さすがですね。トロンボーンのトップが替わると後列金管がすべて良く聴こえるんですね。影の殊勲賞はトロンボーンセクションかもしれません。

このコンビ、次は英雄の生涯。これも楽しみです。

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