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Kuehn Style Part2

クラシックのコンサート、ネットラジオなどの感想と、子供たちの成長日記

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シベリウスの交響曲第5番 聴き比べ

私の所属するフライハイト交響楽団では、次のコンサートでシベリウスの5番(以下シベ5)をやることになっており、私はホルンのトップを吹きます。という訳で、我が家のシベ5のCDを聴き比べてみました。

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1、カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団(amazon.co.jpで購入)
1960年録音。伝説のホルン奏者デニス・ブレインがトップを吹いている。全く個人的な話であるが、私はシベ5は真冬の音楽ではなく、雪解けから春くらいの音楽と勝手に思っている。北海道生まれ育ちの私が持つ、その時期のフィンランドのイメージは、後のベルリンフィル盤よりこちらが近い。ちなみにEMI決定盤1300(つまり1300円!)な1枚。

2、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(amazon.co.jpで購入)
1965年録音。カラヤンファンばかりか、シベリウスファンにも非常に評判の高い演奏。フィンランドの冬、白夜のイメージを想起させる演奏。かのグレン・グールドが無人島に持って行く1枚として挙げたそうな。シベリウス自身もカラヤンの演奏は評価していたらしい。Obのコッホが素晴らしい。

3、ラトル指揮、フィルハーモニア管弦楽団
1981年録音。今をときめくラトルのデビュー盤か?今や廃盤でgoogle先生やamazon先生もバーミンガム盤しか知らないご様子。録音当時かなり若いはずだが場面転換の上手さはさすが。1楽章で3/4になるところなどスッと霧が晴れるよう。ただちょっとやりすぎな感がしないこともないところあり。3楽章は落ち着きすぎか。

4、ブロムシュテット指揮、サンフランシスコ交響楽団(amazon.co.jpで購入)
1989年録音。シベリウスは実はスウェーデン系で、スウェーデンの言葉を幼少のころは使っていたらしいが、そのスウェーデンの大指揮者の演奏。なんととも雄大で暖かく、かつ決め所が決まっている演奏。Tpの音色がシベリウスの音楽と違和感があるのが残念だがTimpをはじめオケも優秀。

5、ベルグルンド指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団(amazon.co.jpで購入)
1996年録音。シベリウスの第一人者による最新の全集。Google先生によるとシベリウスファンの中で決定盤とされる演奏のようだ。まるで水深何百メートルも透ける湖を見ているようだ、という評があったが、まさしくスコアが「見える」演奏。MoMAにある現代アートを想起させる。

6、オラモ指揮、バーミンガム市交響楽団(BSの録画)
2002年のケルントリエントナーレのライブ。緻密なアンサンブルによる透明感+オケをどんどん追い立てドライブする印象。才能ある若手だと思うがちょっとアグレッシブすぎるか?

7、C.デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団(ブログ内リンク)
2004年録音。昨年買ったCDの中でも満足度の高い1枚(リンク参照)。ライブ独特の集中力が感じられる演奏。尻上がりにオケが良くなる。かなりアグレッシブな解釈だが、オケの暖かい音色と相まっておちついた感じを受ける、にもかかわらず流れが非常に良い不思議演奏。好みが分かれるかもしれない。

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シベリウスの音楽を聴くと、どうしてもフィンランドの風景が頭の中に広がってしまう。表題のない絶対音楽として書かれた彼の交響曲から心象風景を描く事が正しいのか分からないが、想起された風景が一番しっくりとくるのは、フィルハーモニアを指揮したカラヤンの演奏だ。

一方、風景は浮かばないが、純粋に良い演奏だと思うのがC.デイヴィスの演奏だ。非常に感動的な演奏でこんなのを定期演奏会で聴けるロンドンっ子がうらやましい。

てなこと書く前に練習しなくては。しばらく楽器ケース開けてないよ^^;;

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フライハイト交響楽団 第18回定期演奏会
日時: 2005年2月26日(土)18:00開場 18:30開演
会 場: 東京オペラシティ コンサートホール タケミツメモリアル
指 揮: 井崎 正浩
曲 目: プロコフィエフ:交響曲第5番
     シベリウス:交響曲第5番
入場料: S席:2,000円 A席:1,000円
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